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蓄熱暖房用フィルターを安く自作

蓄熱暖房はフィルターで長持ち

蓄熱暖房機はファンを回さない限りは空気の流れが無いので掃除は不要です。

しかしファンを回して温風を出すと、前方の吸気口から空気を取り込み、内部で温めて排気口から暖かい空気となって出てくるという空気の流れができます。室内の空気を取り込むことになるので、部屋の埃(ホコリ)なども一緒に内部に入ってしまいます。

単純な作りなので、埃でそう簡単に壊れるものではないのですが、数年使うとかなりの埃が内部にたまり故障の原因となります。
そして問題なのは「分解清掃できないので内部の埃は取れない」こと。たとえ分解できたとしてもファンの中にからまってしまったゴミはとれません。

埃によるファンの故障

フィルター無しで内部に大量の埃
左上の筒状のものがファン。埃により故障

埃は入るのを防ぐしかありません。
となればフィルターです。

吸気口にフィルターを付けて埃の侵入を防ぐのが一番です。
吸気口に取り付けるフィルターは蓄熱暖房機メーカー各社から販売されていますが、高いです。(*最初からフィルターがついているものもあります)

それなら、自分で作っちゃいますよ!

磁石と換気扇用フィルターでできました!

自作フィルターの取り付け

自作フィルターを右半分に取り付けたところ

写真右半分がフィルターを付けたところ。使用しているのは磁石と換気扇に使うレンジフードフィルター。

スーパーやドラッグストアで売っている換気扇フィルター(レンジフードフィルター)を吸気口の高さに合わせて細長く切ります。

切ったフィルターを吸気口にあてがいながら磁石で止めれば完成。磁石は100円均一で買いました。

フィルターは埃がたまって来たら掃除機で吸い取ればまた使えますよ。

レンジフードフィルターを買うならロールタイプが長くて使いやすいです。

磁石は、私は近所の100円均一でフェライト磁石(黒い一般的磁石)を買いましたが、できれば強力なネオジム磁石がおすすめ。フェライトだと弱くて、厚手のフィルターだと止めるのに手間取ることがありました。ネオジムならがっちりくっついてびくともしませんよ。
ただ、ネオジムは強力すぎてはがすのが大変な時があります。磁石2個をスチールプレートに埋め込んだプレート式は持ちやすく、はがしやすいのでお勧めですよ。

中央部はフィルターを避けたほうが無難

温度が高い中央部。吸気口もない。

蓄熱暖房機は本体中央部が高温になります。吸気口の中央部も温度が高いです。中央部に吸気の穴が開いていない部分がありますが、ここはフィルターを避けたほうが無難です。

フィルターが燃えることはないですが、黒く変色し痛む可能性があります。吸気の穴がない部分ですのでフィルターを避けても問題ありません。

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